旅行や出張、お出かけの際には地図を見たり、写真を撮ったりとスマホを使う時間が長くなりがちです。そんなときに役立つのがモバイルバッテリーです。ただし飛行機に乗るときは持ち込みにルールがあるため選び方にも注意が必要です。
この記事では機内持ち込みOKなモバイルバッテリーの条件と旅行にぴったりのおすすめ商品を7つ紹介します。
安全で快適な旅のためにぜひ参考にしていってください♪
機内持ち込みできるモバイルバッテリーとは?

最近では多くの人がモバイルバッテリーを持ち歩くようになっています。しかし飛行機に乗るときは注意が必要です。この章では「モバイルバッテリーの持ち込みルール」と「機内で使うときの注意点」についてわかりやすく解説いたします。
モバイルバッテリーの持ち込みルール
結論から申し上げるとモバイルバッテリーは飛行機の手荷物(機内持ち込み)に限り一定のルールのもとで持ち込むことができます。
理由としてバッテリーは発火の恐れがあるため、航空会社や国の安全基準で管理されています。手荷物であれば異常が起きたときすぐに対応できるため、機内に持ち込む必要があるという訳です。
以下のようなルールが主に決められています。
• リチウムイオンバッテリーの「容量制限」がある
• 容量が160Whを超える製品は原則持ち込み不可
• 預け荷物(スーツケースなど)には入れられない
• 1人あたり2個までなど個数制限がある場合もある
Wh(ワット)の確認はバッテリーに記載されている数字や、メーカーの公式サイトなどで調べることができます。
飛行機内に持ち込むときの注意点
バッテリーは衝撃や高温に弱いため、使い方を誤るとトラブルにつながる可能性があります。また航空会社によっては使い方のルールが細かく決まっている場合もあります。
安全に持ち運ぶために、以下のポイントを意識しましょう。
• 金属類と一緒に入れない(ショートを防ぐため)
• 使用中は熱を持たないか事前に確認する
• USBケーブルが断線していないかチェックしておく
モバイルバッテリーが発火した事例も過去にあるため慎重に扱うことが求められています。
機内持ち込みできるモバイルバッテリーの選び方

モバイルバッテリーの選び方を間違えてしまうと空港で止められることもあるため注意が必要です。ここでは機内持ち込みOKのモバイルバッテリーを選ぶコツをわかりやすく解説していきます。
ワット時定格量(Wh)をチェックしよう
モバイルバッテリーを機内に持ち込むとき、最も大切なのは「ワット時定格量(Wh)」を確認することです。
これはバッテリーのパワーを表す単位で飛行機内に持ち込めるかどうかを決める大きな基準になります。
✅ワット時定格量が160Wh以下であれば、ほとんどの航空会社で機内持ち込みが許可されています。
選ぶときは次の点を意識しましょう。
• 本体に「Wh」の記載があるかを必ず確認
• 記載がない場合「mAh」と「V」から計算できる(例:10000mAh × 3.7V ÷ 1000=37Wh)
参考までに160Wh≒43243mAhとなります。
軽くてコンパクトなものがおすすめ
旅行用のモバイルバッテリーを選ぶならできるだけ「軽くてコンパクトなもの」をおすすめします。
スマホやパスポート、財布など、旅先では持ち歩くものが多いため重たいバッテリーは負担になりがちです。手荷物を減らせば身軽に動けるだけでなく、盗難リスクも減らせます。
選ぶ際には以下を目安にしましょう。
• 重さは200g以下がおすすめ(スマホ1台分くらい)
• サイズは手のひらに収まる程度が理想
• 厚みが薄いタイプだとカバンの中でもかさばらない
USBの数や急速充電機能も確認
USBポートが複数あり急速充電に対応しているモデルを選ぶと旅行先でもとても便利です!
急速充電に対応していれば、短い時間でもスマホをしっかり充電できるため観光中も安心です。
以下の条件を満たすバッテリーが特におすすめです。
• USBポートが2つ以上あるもの(家族や友人ともシェアできる)
• 急速充電規格(PDやQuick Charge)に対応している
• 出力5V/2A以上が理想(スマホを速く充電可能)
機内持ち込みOK!おすすめモバイルバッテリー7選
ここでは機内持ち込みできる安全なモバイルバッテリーの中から特におすすめのモデルを7つ厳選してご紹介いたします。
飛行機でも安心して持ち運べるバッテリーをぜひ見つけてください!
Anker PowerCore 10000(軽量&定番)
旅行にぴったりなモバイルバッテリーをお探しなら「Anker PowerCore 10000」がおすすめです。
このモデルは軽くて小さいのに大容量という旅行者にとって理想的なスペックを持っています。
【特徴】
• 重さはわずか約180gと超軽量
• 10000mAhの容量でスマホを約2~3回充電可能
• 機内持ち込み基準もクリアしているので安心
旅行カバンに入れても邪魔にならないコンパクトさが魅力です。
小さいバッグにも入れられるため移動が多い旅行でもストレスを感じにくいです。
「軽さ」と「パワフルさ」を両立したい方にぴったりの一台です!
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Anker PowerCore 10000 (10000mAh 大容量 モバイルバッテリー)【PSE技術基準適合/PowerIQ搭載】 iPhone&Android対応 (ブラック) |
RAVPower 10000mAh(大容量タイプ)
長時間のフライトや海外旅行ではできるだけ充電回数を減らしたいものです。
そんなときに役立つのが「RAVPower 10000mAh」です。
【特徴】
• 10000mAhの容量でスマホを複数回の充電が可能
• 2台同時に充電できるポートを搭載
• 機内持ち込みOKの規定内
充電回数を気にせずに済むため、長旅でも安心できます。
また、家族旅行や友達と一緒の旅行でも、1台で複数のスマホを充電できるのは大きなメリットです。
「容量重視」という方におすすめしたいモデルです。
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cheero Powerbox Neо(安心感重視)
コストパフォーマンスを重視する方には「cheero Powerbox Neo」がおすすめです。
価格もほどほどに十分な性能を持っているのがこのモデルの魅力です。
【特徴】
• 10000mAhの容量でスマホを複数回充電可能
• しっかりした作りなのにリーズナブル
• 国内メーカーで安心感もあり
旅行前に高いモバイルバッテリーを買うのはちょっと…という方にもぴったりです。
品質面でもしっかりしており、コスパと安心を両立したい方に最適な選択肢と言えます。
安くてもしっかりとしたモバイルバッテリーを探しているならぜひチェックしてみてください♪
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CIO SMARTCOBY Pro(超小型)
持ち物をできるだけコンパクトにしたい旅行者には「CIO SMARTCOBY Pro」がおすすめです。超小型ながら高性能を誇るモデルです。
【特徴】
• 手のひらサイズでわずか約240g
• 10000mAhの容量をしっかり搭載
• 急速充電にも対応している
小さいバッグやポケットにも入るサイズなので荷物を減らしたい方にぴったりです。
また、見た目もシンプルでスタイリッシュなためデザイン的にも人気があります。
「小さいけれどパワフル」を求めるならぜひ検討してみてください!
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Anker PowerCore Fusion(充電器一体型)
コンセントに直接させるモバイルバッテリーを探しているなら「Anker PowerCore Fusion」が最適です。
バッテリーと充電器が一体になった便利なアイテムで個人的にはかなりおすすめです!
【特徴】
• コンセントに挿してそのまま充電できる
• モバイルバッテリーとしても使える2in1設計
• 機内持ち込みOKの基準もクリア!
旅行先のホテルや空港でコンセントを探す手間が減るためとても便利です。荷物も減らせるので旅行だけでなく普段使いにも役立ちます!
「一石二鳥」の便利なモバイルバッテリーを探している方には特におすすめです。
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エレコム EC-C03(安全性が高い)
安全性を重視したい方には「エレコム EC-C03」がおすすめです。
日本メーカーならではの高い安全基準で作られています。
【特徴】
• 10000mAhの十分な容量
• 過充電・過熱・ショート防止機能付き
• PSEマーク取得済み
飛行機での持ち運びにはやはり安全性が一番大切です。
安心できる品質のバッテリーを使うことで万が一のトラブルも防げます。
エレコム製という「安心感重視」という方に間違いのない選択肢です!
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UGREEN Nexode 20000mAh(大容量&急速充電)
海外旅行に強いモバイルバッテリーを探しているなら「UGREEN Nexode 20000mAh」をおすすめします。デザイン性も高く海外旅行にも最適です!
【特徴】
• 130W対応でノートPCやタブレットも余裕で充電できる
• 同時に3台まで充電可能!
• 縦型のデザインで持ち運びがしやすい
20000mAhという大容量でありながら本体はスリムで持ちやすくなっていて機内持ち込にはちょうど良いです。大容量のため旅行だけでなく災害時にも役に立ちます!
旅行や出張時に「スマホだけでなくパソコンも充電したい」といった人におすすめのモバイルバッテリーです!
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モバイルバッテリーを機内に持ち込む際のQ&A
旅行で飛行機に乗るときモバイルバッテリーの取り扱いには注意が必要です。
ここではよくある質問をわかりやすく解説いたしますので安心して参考にしてみてください♪
Q. 預け荷物に入れてもいいの?
【結論】
モバイルバッテリーは預け荷物に入れてはいけません。
モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使われており万が一の発火事故を防ぐためです。航空会社ごとに案内されていますがほぼすべての会社で共通のルールとなっています。
Q. モバイルバッテリーの個数制限は?
【結論】
モバイルバッテリーは持ち込める個数に制限があります(2個まで)。
飛行機内での安全を守るため持ち込めるモバイルバッテリーの数や容量にルールが決められているのです。
個数が多すぎると万が一トラブルが起きたときに大きな事故につながるおそれがあります。
一般的な制限は次のとおりです。
• 1160Wh以下のバッテリーは2個まで持ち込み可能
• 160Whを超えるバッテリーは持ち込みも預け入れも禁止
Q. 飛行機会社ごとの違いはある?
【結論】
モバイルバッテリーの持ち込みルールには、航空会社ごとに少し違いがあります。
基本的なルールは国際基準で統一されていますが、細かい点は各航空会社の規定により異なることがあるので注意が必要です。
・JALの規定を確認する
・ANAの規定を確認する
・ピーチの規定を確認する
まとめ|旅行に安心で便利なモバイルバッテリーを選ぼう!

旅行に出かけるときは機内持ち込みできるモバイルバッテリーをしっかり選ぶことがとても大切です。
安心して旅行に持っていけるモバイルバッテリーを選ぶポイントを最後にもう一度わかりやすくまとめていきます!
• ワット時定格量(Wh)を必ずチェック(160Wh以下なら基本OK)
• 10000mAh〜20000mAh前後の容量を選ぶと安心
• PSEマーク(安全認証)がついている商品を選ぶ
• 軽量&コンパクトなものを選ぶと持ち運びがラク
• USBポート数や急速充電機能もチェックする
以上をふまえてモバイルバッテリーを選べば旅行や出張中も安心してスマホやタブレットを使うことができます。
楽しい旅行をさらに快適にするためにぜひ自分にぴったりのモバイルバッテリーを見つけてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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